Multi-Family
マルチファミリー
早期に歯並び・かみ合わせを整え、健康に!
子供のマウスピース矯正 マルチファミリー
早期の段階で永久歯の歯並びや、かみ合わせを正しくしたいとお考えの方にはマルチファミリーがおすすめです
通常の矯正では「ブラケット」を歯に貼り付けて、金属のワイヤーを通して矯正を行います。一方、このマルチファミリーというマウスピース型の装置は、夜寝ている間と起きている時間の1~3時間使用することによって優しい力で歯並びを改善する装置です。またお口の周囲の筋機能もトレーニングできるため、舌や唇を正しい位置へ誘導、及び口呼吸を改善する効果もあります。おおよそ5歳~使用できるため、早期の段階で歯並びや、正しいかみ合わせを誘導できます。
マルチファミリー
ブラケット矯正
ある小学生1年生の女の子が学校の歯科検診で「かみ合わせ」の項目にチェックされ来院しました。別の中学1年生の男の子が同じように「かみ合わせ」の項目にチェックされて来院しました。身内の方は同じように心配しました。女の子の母親は早い段階での矯正を選択し、男の子の母親は小さい時から「かみ合わせ」で指摘を受けていたが、かかりつけの歯医者では様子をみましょう。と言われ、本人が嫌がるということもあり、それまで矯正を選択しませんでした。早くに矯正を選択した子は1年後の学校の検診で、早くも「かみ合わせ」の部分で指摘されることはなくなり、お子さんも、親御さんもとても喜んでいらっしゃいました。一方その時に矯正の選択をしなかった子は毎年学校検診での指摘を受けていました。その後心配するもどうして良いかわからないまま6年経過し、本人がやはり矯正をやりたいと希望し来院しました。早期に行えるこのマルチファミリーの矯正の時期が過ぎてしまっていたため、歯に装置をつける矯正を選択せざるをえませんでした。期間は2年弱かかり、金額もマウスピース型のものよりかかってしまいました。見た目にもコンプレックスを感じながら耐え、キレイな歯並びを手に入れました。
なぜ、二人は違ってしまったのでしょうか?
二人の違いはなんだったのでしょう?もちろん学校の検診の違いではありません。この矯正の方法、時期を知らなかったり、選択することをできなかったために二人の状況が変わってしまったのです。
早くにこの矯正方法を選択していれば、噛み合わせの問題はすぐに解決できていたはずです。
もしあなたの大切なお子さんが早くキレイなかみ合わせにするために迷われているようなら相談に乗りますので遠慮せず話してください。きっと良い解決策をご案内できると思います。
どんな不正咬合に使用できるか
叢生
(ガタガタの歯並び)
出っ歯
過蓋咬合
(深いかみ合わせ)
開咬
(前歯が噛み合わない)
指しゃぶりによる開咬
マルチファミリー治療後
上下顎前歯部の叢生、一部反対咬合、過蓋咬合
マルチファミリー治療後
マウスピース矯正【マルチファミリー】をおすすめする 6つの理由
1. 悪習癖の改善
歯並びやかみ合わせの不正は指しゃぶりや、唇や爪を咬む、頬杖をつくなどの悪習癖によって起こることがほとんどです。そのような悪習癖によって筋肉のバランスが乱れ、歯並びやかみ合わせが悪くなってしまったのを改善し、正しい筋肉の訓練を行なうように誘導します。悪い習癖をそのままにしておくと自然に治ることはほとんどなく、悪くなる一方で、歯並びもどんどん悪くなってしまいます。
2. マウスピース型で装置のコンプレックスがない
マウスピース型でなおかつ使用するのは夜寝ている間がほとんどのため、「装置を歯に付けるのはいや!」と思っている方に適している装置です。誰にも気づかれずに、知らないうちに歯並びがキレイになっている!そんな矯正装置です。
3. 早期の段階で悪いのは治し、健全な子供の成長を促すことが出来る
かみ合わせは、子供の成長や脳の発達に影響すると言われています。早期に良いかみ合わせにすることで、脳の良い発達を促すことが可能となります。今までのように永久歯が生えそろうのを待たなくても早い段階で健全な子供の成長を促せます。
4. 通常の装置をつける矯正よりも安価でできる
永久歯が生え揃う前の成長期の段階で行う第Ⅰ期治療の矯正で、正常な咬合誘導や、筋肉の機能を正常にする機能を促す装置です。この装置のみで十分なかみ合わせになることが多いですが、まれに第Ⅱ期治療として歯に装置をつける矯正も必要となります。そのため、通常の装置の矯正よりも安価に矯正を始めることもメリットでもあります。もし第Ⅱ期治療に移行した場合でも、ほぼ差額のみのお支払いで装置の矯正へ移行できますので、やはり早めの矯正がお得です。
5. 矯正の期間が短い
年齢が若ければ若いほど骨が柔らかいので、歯の移動する負担や時間はかかりません。そのため真面目に装置をつけていれば矯正の期間は短くてすみます。
6. 痛みがほとんどない
この装置は柔らかいシリコーンで作られています。弱い力をかけて少しずつ治しているので、歯につける装置のような痛みは一切ありません。歯並びがかなり悪い場合は多少の痛みがありますが、歯が押される程度の違和感のような感覚ですので、心配いりません。
マルチファミリーの種類
Multi-S 5~8歳
上下顎の前歯部(切歯、側切歯)4歯のみの萌出誘導に用います。
テレビを見ながら、宿題をしながら、また就寝時に使いやすい構造で呼吸もしやすくなっています。
Multi-T 6~10歳(混合歯列期用)
上下顎の前歯部(切歯、側切歯、犬歯)6歯の萌出誘導に用います。
嚥下障害、指しゃぶり、弄舌癖(ろうぜつへき)、呼吸障害の改善などに使用します。
Multi-P 9~13歳(混合歯列期用)
前歯部および小臼歯の萌出誘導に用います。
Multi-TB 13歳~(ブラケット矯正中の患者さん向け)
下顎の成長促進、顎関節症の【口が開けにくい・開かない】状態(ロック)の改善に用います。
矯正治療中に用いるため、装置には矯正機能がありません。
マルチファミリー矯正の治療の流れ
【1】無料相談
上下顎の前歯部(切歯、側切歯)4歯のみの萌出誘導に用います。
テレビを見ながら、宿題をしながら、また就寝時に使いやすい構造で呼吸もしやすくなっています。
【2】診断
上下顎の前歯部(切歯、側切歯、犬歯)6歯の萌出誘導に用います。
嚥下障害、指しゃぶり、弄舌癖(ろうぜつへき)、呼吸障害の改善などに使用します。
【3】装着・説明
装置を実際に装着します。装着の方法や時間、取り扱いについてわかりやすく説明致します。最初は慣れないので不安だと思いますが、徐々に皆慣れていくので心配ありません。
【4】メインテナンス(1ヶ月ごと)
お口の中の、清掃状態を確認し、汚れを染め出してから仕上げ磨きをします。毎月のメインテナンスでは、口腔内写真を撮影し、変化を確認致します。また使用状況を毎月確認し、装置や、装着時間等に問題がないかも確認します。少しずつ変化をしていく歯並びで効果を確認できます。
最後はフッ素で虫歯予防をしていきます。
Q & A
Q.具体的にはどのような治療法ですか
A.口腔周囲の筋肉の不調和を改善し、歯列を適正に調整する筋機能矯正咬合誘導装置です。舌や、唇の筋肉を正しい位置に誘導することによって機能も改善し正常な鼻呼吸ができるようになり、いびきも止まります。シリコーンでできており、不正歯列を優しく誘導します。
Q.歯を抜かずに行えますか?
A.マルチファミリーは歯牙を誘導する機能も備わっているため健康な歯を抜いての矯正を行うことはありません。(交換期によって抜く場合を除きます)
Q.治療できる年齢制限はありますか?
A.5~12歳位までの全てのフェーズで使用できますが、治療が早ければ早いほど効果が出るのは早いです。ただし、効果は装着時間、方法に影響します。12歳を過ぎた場合は、装置を付けるブラケット矯正と併用して使用することが勧められています。
Q.装着時間を守らなかった場合の影響は?
A.通常夜寝ている時間プラス日中の1~3時間の軽く噛みこむという方法で行います。夜間のみ、または日中のみの使用の場合は効果が出ない、もしくは効果がほとんど出ないので必ず装着方法、時間をお守りいただくことで効果がありますので、装着方法、時間をお守りいただきますようお願い致します。